浦和レッズ戦のゴールのジャッジを解説するっち

毎度ご来訪ありがとうございます。

SNSとか見ていると、まだ、レッズ戦のゴールが誤審とか言ってるのを見かけます。
気持ちはわからんでもないですが、『Jリーグジャッジリプレイ#7』を見て、飯田主審の判定が間違ってない事は確認しました。

そこで、Jリーグジャッジリプレイの内容を元に、あのゴールがなぜオフサイドではないかを、競技規則を用いながら解説します。

※画像はクリック(タップ)すると拡大されます。拡大された画像の「×」を押すと元に戻ります。

まず、基本的な所から

1.興梠はオフサイドポジションにいたのか?

 

◆競技規則より

オフサイドポジション

オフサイドポジションにいることは、反則ではない。

競技者は、次の場合、オフサイドポジションにいることになる:

◦ 頭、胴体、または足の一部でも、相手競技者のハーフ内にある(ハーフウェーラインを除く)、そして、
◦ 競技者の頭、胴体、または足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い場合

●画像A

最終ラインの「ヤットさんの踵」がちょうどゴールエリアのラインにかかっているので分かりやすい。ゴールエリアのラインの延長線上がオフサイドラインになります。

上記の競技規則で当てはめると
『興梠』の頭、胴体、または足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の『ヤットさん』より『ヤットさん(ガンバ側)』のゴールラインに近い場合

なので、上記写真の赤丸の「興梠」はオフサイドポジションにいる事になる。

2.どの時点でオフサイドと判定され反則となるのか?

 

◆競技規則より

オフサイドの反則

ボールが味方競技者によってプレーされたか触れられた*瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、(中略)そのときのプレーにかかわっている場合にのみ罰せられる(*ボールを「プレーした」か「触れた」最初のコンタクトポイントを用いる。)

「画像A」はちょうど「エヴェルトン」が触られた瞬間である。この時にオフサイドと判定され反則となるはずだが、実際は反則にされなかった。なぜか?

「そのときのプレーにかかわっている場合にのみ罰せられる」

つまり、「興梠」はかかわっていないと判断された。

3.「興梠」は「東口」の視線を邪魔していたので、かかわっているのではないか?

 

◆競技規則より

オフサイドポジションにいる競技者は、次のいずれかによってそのときのプレーにかかわっている場合にのみ罰せられる:

◦ 味方競技者がパスした、または、触れたボールをプレーする、または、触れることによってプレーを妨害する。
これについては「興梠」はボールに触っていない。つまり、かかわっていない。では間接的にかかわっていないか?

◆競技規則より

◦ 次のいずれかによって相手競技者を妨害する:

① 明らかに相手競技者の視線を遮ることによって、相手競技者がボールをプレーする、または、プレーする可能性を妨げる。または、
② ボールに向かうことで相手競技者に挑む。または、
③ 自分の近くにあるボールを明らかにプレーしようと試みており、この行動が相手競技者に影響を与える。または、
④ 相手競技者がボールをプレーする可能性に影響を与えるような明らかな行動をとる。

「興梠」はシュートの瞬間に上記、②③④の行動はとっていない。しかし①であれば、「興梠」はオフサイドと判定される。
では、シュートの瞬間に「興梠」は視線を遮っていたのか?

●画像B

「画像B」より、仮に「興梠」が東口の視線を遮っているのであれば、赤いライン上に「興梠」がいなければならない。黄色のラインを見れば視線を遮っていないのがわかるし、東口はシュートに対して反応している、つまり東口はシュートの瞬間は見えているのだ。

4.シュートを打つ前に「興梠」が「東口」の視線を遮ってはいないのか?

●画像C

「画像C」を見ると、東口からはボールも見えていないし、「エヴェルトン」は「興梠」によって遮られている。ただ、「ヤットさんの踵」から出てる黒線はオフサイドラインを表しており、「興梠」はこの時点ではオフサイドゾーンにはいない。だからこの時点では視線の遮りも関係ない。

●画像D

「画像D」を見ると「東口」が「興梠」越しに覗き込み、ボールを見ようしているのはわかるので上記①のルールが適応されると思うが、そうはならない。なぜか?

もう、お気づきの方も多いと思うが、上記の競技規則

『ボールが味方競技者によってプレーされたか触れられた*瞬間にオフサイドポジションにいる競技者は、(中略)そのときのプレーにかかわっている場合にのみ罰せられる(*ボールを「プレーした」か「触れた」最初のコンタクトポイントを用いる。)』

により「エヴェルトン」が触れた時の状態のみでジャッジされ、触れる前の『「東口」が「興梠」越しに覗き込み、ボールを見ようしている』に関しては、オフサイドと判定されない事になる。

これを知って思ったのは

『飯田主審は「東口」と「エヴェルトン」の位置関係は見えていたのだろうか?』

画像Aを見ると「エヴェルトン」の後ろからしっかり見れる位置にいた・・・

悔しいがこの判定において、突っ込みどころがなくなってしまった。

飯田主審が、上記の競技規則を本当に分かっててなのか、勘違いとかでゴールを認めた可能性もない事はないが、結果的に競技規則に則った正しいジャッジだったということになる。

ただ、前回のエントリーでも書いた通り
『「エヴェルトン」がシュートする瞬間に、ボールに対して、東口が動いて視野確保せずに興梠が視線を遮っていれば、興梠はオフサイドだった』という点。
じゃあ「東口は視線確保で動いた事によってバカを見た。」という事になる。
東口は間違った事をしてないのに、不利益を被るのは納得いかない。

これだと、直接狙えるようなペナルティーエリアの近くのフリーキックの時、攻撃側はオフサイドポジションの3人ぐらいで守備側のGKの視線を遮り、フリーキックを蹴る寸前の所で、ボールの軌道と違う位置に逃げれば、オフサイドにならない事になる。
んなバカな事をやるチームはないかも知れないが、ルール的にはOKですよね。

この「プレーの瞬間にオフサイドポジション者が関与してるか」では、ゴール前での攻防において守備側は不利になる可能性があるのではないだろうか?

公平性を欠くルールは、やはりルールの欠陥なんじゃないかなぁと思います。

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