毎度ご来訪ありがとうございます。
では、感想に行きます。
天皇杯とルヴァンカップには触れませんので悪しからず。
2019シーズンはリーグ戦始まる前から優勝できないと断言しました。
2020年シーズン、シーズンが始まる前の自分の予想はリーグ順位予想は1位~12位ぐらいでした。
優勝に関しては期待込みですが、他チームの動向とガンバのチームの熟成度とシーズン中の成長、リーグ中盤にそれなりの補強ができたら、上位はありうるし、そこがうまくいかなければ2桁順位もありうると思ってました。
しかしながら、コロナ禍によりリーグは中断し、思わぬシーズンになってしまった。
リーグ中断明け
ダービーの試合ぶり観て、優勝はないと断言しました。
コロナ禍の中断明けからの再始動で、調整の難しさとかはあるでしょうけど、それはどこのチームも同じですし、相変わらず、ダービーの前は選手達から威勢のいいコメントが聞かれますが、内容と結果に反映されないんですよね。
実際、試合観たら、調整不足、試合勘不足のいつもの長期休養明けのガンバで、攻めの形も目新しいものは無く、ディフェンスも相変わらずサイドからの弱さを露呈して特に策もなくダラダラやって負けた。
だが、その試合後は、今シーズン「2桁順位もありうるなぁ」と思ったのと裏腹に不安定ながらも勝ち点を重ねていく、その時期に対戦したチームはガンバ以上に調整に苦しんでいたんだと思った。
運動量が命の3バック、アンカーシステムが8月になり、気温が高くなると運動量がキツくなって、個のミスなども重なって勝ち点を落とし、9月上旬の湘南戦の負けでついに3バックを手放す事になった。
去年から継続していた3バックでしたが、結局、それを熟成させる事ができなかったですね。
3バックは、途中5バックになったりしてガンバの弱点でもあった対人の守備の弱さを人海戦術で守りを安定させながら、前線のタレント性で点を取る戦術でしたが、過密日程も重なって、個のミスも増えたし、運動量が減り機能しなくなった。
アウェー札幌戦より4バックにシフト、最初はぎこちなさもあったが、山本と井手口が機能すると再び勝ち点を稼ぐようになる。
メンバーを落としすぎて負けるホームの仙台戦まで、12試合負け無しは立派ですね。
途中、エントリーに書いた事もありますが、内容は良くないながらも、井手口がボール奪取し、パトリックを中心になんとか点を取り切り、東口のセーブで持っている状態でした。逆に言うと、そのバランスが壊れると脆く、井手口が離脱して不安定な試合もあったけど、終盤は下位チームとあたって乗り切った。
リーグ2位でシーズン終了という成績は正直驚きでした。自分が見て思う今シーズンの最終的なチームの強さは、5位か6位です。
勝ち点10ぐらいは、東口が守ってくれたおかげかと。ちょうど、勝ち点10を引くと勝ち点55で6位ですね。
2020年シーズンの展望で「パンチが足りない」と書きましたが、やっぱりその通りでした。
パトリックがそれなりに活躍して点は取ってくれ、9点とチーム内得点王となりましたが、それでもリーグ全体で得点ランキング16位タイ、仙台の長沢と同じですよ。
ここって時に点を取ってくれるストライカー不足な否めなかった。
ディフェンスに関しては、常に不安定で原因は昌子のコンディションが良くなかった事や、三浦は怪我で離脱してる事が多かったが出場してもパッとせず。終盤、離脱したがヨングォンのおかげで何とか持ったって感じ。
あと、過密日程でそれなりに負傷者は出てしまったものの、ガンバ得意の「休みボケ」による試合勘の無さっていうのがなかった。
2020年シーズン見てて思ったのが、全体的に試合が緩かった。それはガンバだけに限らず、他チームも含めて「必死」って感じがしないんですよね。
真剣勝負味が足りないというか。やっぱり、降格がないのが原因かと思いますね。
中断前に書いたエントリーで、降格がなくなって「プレシーズンマッチのようなシーズン」と言いましたが、あながち間違ってなかったんじゃないかと。
しっかり、準備できていたのは川崎だけ、だから川崎の1強で他17弱のような状態ができあがったと思います。
降格が無い事によって、思い切って若手を試す絶好のシーズンであったが、ガンバは積極的に若手を起用する訳ではなく、負傷などでの補充での起用が目立った。
それは、チームの方針なので悪い事では無く、おかげで2位という結果を手に入れれたのかもしれない。
自分的に選手のパフォーマンスや監督の戦術的な問題、攻めの構築や組織的な守備などについても物足りなさを感じたシーズンではあるものの、リーグ2位という結果を掴めたのは、監督や選手の努力によるものだと思いました。
ただ、優勝した川崎とは勝ち点が18も開き、天皇杯も含めて3試合対戦したが勝てなかったのは、フロントの差と思います。
川崎は2017年、2018年と連覇したし、2019年は優勝を逃したが上位にいたし、有望な若手の加入と他チームからの補強を進めしっかりチームを作り上げ準備をして2020年リーグを圧勝。
対して、ガンバは2018年に監督交代を失敗しチームは崩壊、宮本監督の力を借りて何とか降格を免れ、2019年、2020年も大きな補強もなくチームはマイナーチェンジをできずにチームの形を模索し続けた為に、川崎と差は大きくなったと思いました。
2021年シーズンはとりあえず、1,2試合見ただけで「優勝は無い」とか断言できないような、ワクワクするシーズンにしてもらいたいです。
次のエントリーからは、各ポジションごとの個人評を書いて行きます。
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